一般小説

ドキドキ驚き勇気切ない

塩の街
著者/有川浩
定価(本体1,600円+税) 発売日 2007年06月30日 ISBN 978-4-8402-3921-9 四六判

『図書館戦争』でおなじみ有川浩のデビュー作!

塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。
塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。
その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。
男の名は秋庭、少女の名は真奈。
静かに暮らす二人の前を、さまざまな人々が行き過ぎる。
あるときは穏やかに、あるときは烈しく、あるときは浅ましく。
それを見送りながら、二人の中で何かが変わり始めていた……。

第10回 電撃大賞<大賞>受賞作にして有川浩の原点。
自衛隊三部作の『陸』にもあたる感動巨編。

有川 浩 Hiro Arikawa

高知県生まれ。第10回電撃小説大賞<大賞>受賞作『塩の街』で2004年作家デビュー。『塩の街』にはじまる自衛隊3部作『空の中』『海の底』、大ベストセラーとなった『図書館戦争』シリーズをはじめ、『阪急電車』『植物図鑑』『県庁おもてなし課』『空飛ぶ広報室』『三匹のおっさん』『旅猫リポート』『シアター!』など著書多数。映画化、TVドラマ化、舞台化、アニメ化などメディアミックスされた作品も数多く、幅広い世代から支持を集めている。

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