自己啓発・教育

ビジネス心理学自己実現

人はなぜ「死んだ馬」に乗り続けるのか? 心に働く「慣性の法則」を壊し、自由に「働く」ための26レッスン
著者/T・ディースブロック 訳/三谷武司
定価(本体1,600円+税) 発売日 2012年07月13日 ISBN 978-4-04-870939-2 B6変判

あなたの人生は5年前と比べて望ましい方に進みましたか? 実感が薄いなら 「死んだ馬」 に乗っているのかも

「死んだ馬=仕事」 「死んだ馬=恋愛」 「死んだ馬=人生」 ……日本人は、会社員も官僚も政治家もみんな 「死んだ馬」 に乗っている! あなたが変われない心の法則を暴き、人生の閉塞感を一気に打破しよう! 自己啓発書を何冊読んでも、読んだだけで終わる方へ贈る、革命の一冊!

自分の心のなかにひそむ複数の声をコントロールできなければ、あなたの仕事人生は、不満な状態に安住する奴隷の人生になります。幼少期から心に植え付けられ、あなた自身が正しさを疑わない、あなたを阻む 「壁」 さえ壊せば、仕事も恋もうまくいくのです! 脳科学や心理学も駆使した、「死んだ馬」 から降りる26レッスンの登場です。

※本書は、こんな思い(症状)のビジネスパーソンによく効く処方箋です。
◆「5年前に比べ、人生が“望む方向に、前に進んだ”という実感がない」
◆「なんだかやる気が出ない」 「何かもやもやしたものを日々感じている」
◆「仕事がはかどらず、すぐ疲れるようになった。休日が待ち遠しい」
◆「サラリーマンは現代の奴隷かもしれないが、自分にはそれしかできない」
◆「自分を責める気持ちが強い。それをどこかで美徳だと感じている」
◆「すばらしい変化の可能性について考えても、燃え上がるものがない」
◆「他の自己啓発書を何冊読んでも、一時的にその気になるだけだった」

【目次】
1. はじめに

第1部 どうして 「死んだ馬」 から降りないのか そのもっともらしい理由
2. あなたの乗っているその馬、生きていますか?
3. どうして 「死んだ馬」 にしがみついてしまうのか?
4. 自分の仕事が 「死んだ馬」 だったら…
5. 「死んだ馬」 から降りない、10の 「もっともらしい」 理由

第2部 どうして 「死んだ馬」 に乗り続けてしまうのか? 執着の心理学
6. 夢の仕事への道は、気楽な散歩道ではない
7. 転職への8つのステップ ―― そして、つまずきやすい点
8. 転換期 ―― 転職の心理学
9. 脳のクセをつかんで、新しいことができるようになろう
10. 不安とストレス ―― 転換に伴う諸症状
11. 「人生は甘くないんだ!」 ~信念の心理学
12. 精神的障壁の心理学
13. 「監督」 か 「エキストラ」 か?
14. 「1%のひらめきと、99%の汗」 ―― 探さなければ見つからない

第3部 「死んだ馬」 を降りて、新しい馬に乗り換える!
15. 手綱をとる!
16. 「内的自由」 という成功要因
17. 悩むのをやめ、脳を再起動する
18. 創造性という成功要因
19. 明確なビジョンをつくる
20. 自分のほんとうの力を知る 自分の能力に対する新しい見方
21. 自分の関心を中心に
22. 精神的障壁からの解放!
23. 目標を構造化する
24. 転職プロジェクトを始動し、展開していく
25. 新しい馬はこんな馬だ
26. この先はどうすればいいか?

訳者あとがき

【著者プロフィール】
Tom Diesbrock
1963年ドイツ生まれ。大学で医学を学んだ後、とある音楽プロジェクトで写真編集の仕事に携わる。その後、再度大学で心理学を専攻し、学位(ディプロム)を取得。1995年、ハンブルクにコーチングと心理コンサルティングのオフィスを開業し、現在に至る。コーチ/コンサルタント業の傍ら、執筆活動にも精を出している。

三谷武司:
1977年、香川県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科単位取得満期退学。研究者としての専門は理論社会学。新潟大学人文学部助教を経て、2012年4月より翻訳者。同時並行的に研究も続けており、現在は法政大学・学習院大学・東京女子大学で講師として教鞭を執る。